(zoom)
2006年05月11日
2006年04月14日
2006年03月16日
2006年03月12日
2005年11月16日
#009 セビージャ午後2時【街の色】
2005年10月11日
2005年09月19日
2005年09月17日
#006マドリー 午後4時【西陽の中、今でも戦っていますか?】
2005年09月10日
#005トレド 午後2時【駅の中の光と影】
2005年08月26日
#004バルサ 午後5時【まだカタチにならない時間】
2005年08月21日
#003アンダルシア 午前9時【はじめて葉巻が素敵だと感じた瞬間・・・】
セビージャからグラナダへ向かう車窓から

せまい車内。
ひとりで窓側に座っていた。
停まる駅もなく、ゆっくりと行く2両編成。
ひたすら赤い大地と時折現れる小高い丘に
整然と並んだオレンジの樹々を眺めていた。
何時間経っただろう?
甘い香り。バニラのようなブランディのような・・
目の前を通り過ぎるひとの残り香とはあきらかに違う
もっととても強く主張しながら流れてくる香り。
はじめて葉巻が素敵だと感じた瞬間・・・
車輌の一番向こう側の親父が燻らせている太い葉巻から
ゆっくりと濃密な薄白青の煙が時間を掛けて、そして、
容赦なく車内を満たしていく。
単調なとても強い陽射しを反射する赤土と青い空の外の
明るさに慣れた眼には一層感じる車内のうす暗さ。
いつしか気付けば、僕はあの見知らぬスペインの親父が
創った空間にいた。
(写真をクリックすると拡大できます)
せまい車内。
ひとりで窓側に座っていた。
停まる駅もなく、ゆっくりと行く2両編成。
ひたすら赤い大地と時折現れる小高い丘に
整然と並んだオレンジの樹々を眺めていた。
何時間経っただろう?
甘い香り。バニラのようなブランディのような・・
目の前を通り過ぎるひとの残り香とはあきらかに違う
もっととても強く主張しながら流れてくる香り。
はじめて葉巻が素敵だと感じた瞬間・・・
車輌の一番向こう側の親父が燻らせている太い葉巻から
ゆっくりと濃密な薄白青の煙が時間を掛けて、そして、
容赦なく車内を満たしていく。
単調なとても強い陽射しを反射する赤土と青い空の外の
明るさに慣れた眼には一層感じる車内のうす暗さ。
いつしか気付けば、僕はあの見知らぬスペインの親父が
創った空間にいた。
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